室内楽で邦人デュオ1位 菊野さんと吉村さん ブラームス国際コンクール
09-08 admin
オーストリア南部ペルチャッハで7日、ヨハネス・ブラームス国際コンクールの室内楽部門の決勝があり、ピアノ菊野惇之介さん(23)とバイオリン吉村美智子さん(24)のデュオが1位になった。菊野さんと吉村さんはいずれも横浜市出身。
ピアノ佐藤大樹さん(25)=静岡県沼津市出身=とバイオリン和久井映見さん(31)=東京都三鷹市出身=のデュオも2位に入った。
ピアノ部門では、葛原寛さん(26)=仙台市出身=が3位に輝いた。
菊野さんと吉村さんは「1人ではできない表現を作り上げていきたいと思っている。地道にこつこつ積み上げてきたことが成果として出てうれしい」と喜びを語った。
佐藤さんと和久井さんは、オーストリア・ザルツブルクで研さんを積む。互いの長所を生かしつつ「生き生きとした音楽を目指している」。2人は「自分たちの音楽が評価されてうれしい」と笑顔を見せた。
葛原さんもザルツブルクで腕を磨く。決勝後「やり切った達成感でいっぱい。疲労感も大きい」と充実した表情を浮かべた。(共同)
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