日本語のせりふ多用「賭けだった」 真田広之さん、喜びかみしめ受賞会見 米エミー賞席巻

09-17 admin

米エミー賞連続ドラマ部門の主演男優賞に選ばれた真田広之さん=15日、ロサンゼルス(AP)

ドラマ「SHOGUN 将軍」の米エミー賞受賞を受け、主演した真田広之さんは15日、ロサンゼルスで記者会見し「本当に信じられない思いだ」と喜びをかみしめた。プロデューサーも務めた制作について「壮大なプロジェクトだった」と振り返り、世界に向けた日本発の作品づくりにおいて受賞が「一つの布石になれば」と語った。

真田さんは授賞式と同じ濃紺のスーツ姿で登場した。式で自身の名前を呼ばれて壇上に上がり、総立ちとなった会場を見て「ことの重大さに改めて気付かされた」と打ち明けた。

作品全体を通じて日本語のせりふと字幕を多用したことは「賭けだった」と説明。日米双方の出演者やスタッフで制作したこと自体が「世界に向けたとても重要なメッセージだ」と指摘した。1980年版の同名のドラマで主演を務めた故・三船敏郎さんについて「とても尊敬している」と語り、同じ役を演じるのは当初「大きな重圧だった」とも話した。(共同)

真田広之さんの執念、コロナ禍と多様性の流れも

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