仮想通貨FX(ビットコインFX) おすすめの海外取引所5選
01-31 ぐちやま
ビットコイン(BTC)の価格は2023年からジワジワと上がり始め、2024年には最高値に迫る勢いです。
仮想通貨FXはそんなビットコインをはじめとした仮想通貨の値動きに投資できる取引手法です。
国内にある取引所でも仮想通貨FXは行えますが、海外取引所ではレバレッジの高さや取引できる銘柄ペア数などに大きな違いがあります。
本記事ではビットコインFXが行えるおすすめの海外取引所取引をランキング形式で紹介しました。
取引所選びの方法や海外取引所のメリット・デメリットなどについても解説を行います。
仮想通貨FXで海外取引所がおすすめされる理由
仮想通貨FX自体は国内・海外どちらの取引所でも行えます。
海外取引所はレバレッジ倍率や取り扱い銘柄数が国内取引所よりも優位になっています。
最大レバレッジは海外取引所だと100倍が一般的です。国内取引所の場合は2倍まで。取引者を保護するという目的があるため国内取引所のレバレッジは低く設定されています。
取引ペア数も海外取引所は200前後あることが多いです。国内取引所の場合は「DMMビットコイン」が最大34種類の取引ペアが提供されています。
ほかにも海外取引所は追証がなく借金が発生しない、取引量が多く流動性が高いなどの特徴があります。これらの点は国内取引所と比べると優位な点です。
ただ海外取引所は金融庁に認可を受けていません。海外取引所を利用すること自体は違法ではありませんが、トレードは自己責任で行う必要があるためその点は十分に認識しておきましょう。
仮想通貨FX 海外取引所のおすすめランキング【2024年】
仮想通貨FXが行えるおすすめの海外取引所ランキングは以下の通り。全サイト日本語に対応しています。
- Bybit:ハイレバレッジ取引やスプレッドの狭さが特徴
- Bitget:コピートレード、元本保証トレードなど取引手法が豊富
- ZOOMEX:日本語完全対応のインターフェース
- FXGT:最大レバレッジ1000倍のFX取引が可能
- XMTrading:スプレッドの狭さと約定力が強い老舗取引所
第1位:Bybit
Bybitは2018年にシンガポールで設立された仮想通貨取引所です。
日本人が利用できる海外取引所の中では最大規模の取引量を誇ります。
Bybitの最大レバレッジは125倍です。
取引手数料はBybitを利用すればするほど優遇される仕組みになっており、最高ランクになるとMaker手数料0円で先物取引が行えます。
Bybitはレバレッジ取引ができる銘柄ペアも400以上と豊富です。ビットコインFX以外にも、イーサリアムやリップルなどの人気の仮想通貨でFX取引が行えます。
さらにBybitはこれまでハッキング被害ゼロ。顧客資産の管理には力を入れており、コールドウォレットでの保管や準備金証明など様々な取り組みを実施して運営をしています。
Bybitは証拠金として使えるボーナスを付与してくれるキャンペーンを頻繁に開催しているため、FX取引を効率よく行うことができるでしょう。
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第2位:Bitget
Bitgetは2018年に設立された海外仮想通貨取引所です。
多様な取引手法を提供するBitgetは、先物取引以外にコピートレードや元本保証トレードなど国内取引所にはない投資手法を行えます。
Bitgetの最大レバレッジは125倍です。
取引量はデリバティブ取引プラットフォームの中で第5位です(2024年1月時点)。
日本人が利用できる海外取引所の中では、Bitgetの取引量はBybitに次ぐ第二位となっています。
Bitgetでレバレッジ取引できる仮想通貨ペアは200種類以上。取引手数料は段階式になっており、比較的安い水準でトレードが行えます。
ほかにもBitgetではコピートレード、ステーキング、レンディングなど仮想通貨ならではの取引手法が用意されています。
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第3位:Zoomex
Zoomexは2021年に設立された仮想通貨取引所です。シンガポールに拠点を置いています。
Zoomexの最大レバレッジは150倍です。
Zoomexは海外取引所ながら完全日本語対応。ドラゴン桜の作者『三田紀房』の作品とコラボを実施しており、サイトには投資漫画の”インベスターZ”のコマが並んでいます。
2023年頃から日本向けのプロモーションが出始めており、利用者の数もそれに比例して増加。
Zoomexのキャンペーンは入金額と同額のボーナスが手に入るものや取引大会で好成績を納めると賞金が貰えるものが多いです。
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第4位:FXGT
FXGTは2019年に設立されたFX取引業者です。セーシェルに本拠を置いています。
FXGTは仮想通貨取引所ではなく海外のFX業者です。
FXGT最大レバレッジは1000倍です。
「BTC/USD」「ETH/USD」などの仮想通貨ペアでFX取引が行えます。
世界中のFXトレーダーが取引を行なっているため流動性は非常に高いです。リクオートなしですぐ約定します。
FXGTではMT4もしくはMT5を使用できます。
もともとFXを専門にサービス提供しているので安定してMetaTraderを使えます。仮想通貨取引所の中にはMT4・MT5に対応していないところもあります。
FXGTは口座開設をするだけで15,000円相当のボーナスがプレゼントされます。ボーナスはそのまま証拠金トレードに使えるので、最初は元本なしでも取引を始めることができます。
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第5位:XMTrading
XMTradingは2009年に設立された海外FX業者です。
各種金融ライセンス(オーストラリアのASIC、キプロスのCySEC、ベリーズのIFSC)を取得して運営をしています。
XMTradingの最大レバレッジは500倍です。
取引ペアは58種類と少なめですが、ビットコインやイーサリアム、リップルなどの主要な仮想通貨でFXトレードを行えます。
XMTradingは業界最高クラスに狭いスプレッドを実現しています(BTCUSDの最低スプレッドは46)。
仮想通貨FXの手数料を節約したい方にはXMTradingはおすすめです。
XMTradingは口座開設ボーナスを常時開催しています。ボーナスは取引の証拠金に利用可能なので、最初は資金を入金しなくても仮想通貨FXを始められます。
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仮想通貨FXで海外取引所を使うメリット
海外の仮想通貨FX取引所には様々なメリットがあります。
ハイレバレッジの取引が行える
海外仮想通貨取引所で行うFX取引では高レバレッジをかけられます。
レバレッジとは、少ない資金で大きな取引を行うことを可能にする仕組みです。適切に利用すれば大きな利益を生むことが可能です。
国内取引所では仮想通貨取引のレバレッジは最大2倍まで。ユーザーを守るため大きなレバレッジを制限している状態です。
その一方で、海外取引所でのFX取引はレバレッジ最大1000倍。どこの取引所でもたいてい100倍までのレバレッジは掛けられるようになっています。
しかし、リスクも高く市場の変動が大きいため、トレードの経験と知識が必要です。
24時間365日取引が可能
ビットコインFX取引は24時間365日可能です。
為替のドル円やユーロポンド取引は休日は取引が行えません。平日は市場が空いていないからです。
仮想通貨FXであればいつでも市場が空いているので自由な時間にトレードできます。
ゼロカットシステムが採用されている
海外の取引所は”ゼロカットシステム”という仕組みを使っており、追証が発生しないようになっています。
ゼロカットシステムとは取引で損失が発生して口座残高がマイナスになった場合、マイナス分を取り消してゼロにする仕組みです。
借金を背負うリスクがないため、海外取引所は資産的なリスクは低めです。
政府の規制や中央銀行の政策の影響を受けにくい
仮想通貨は政府の規制や中央銀行の政策の影響を受けにくいです。
これが仮に米ドルであれば、アメリカの金融政策や政変に大きな影響を受けます。特定の国の影響を受けるのは、今後の動きを予想しやすい反面、自国の人以外には情報が得にくいデメリットがあります。
その一方でビットコインについての情報は平等です。
特定の国が発行する通貨ではなく、取引履歴はブロックチェーンで誰しもが確認できます。
ビットコインFXはここ数十年で始まった新しい市場であるため、新規参入トレーダーでも取り組みやすいでしょう。
豊富な取引オプションがある
海外ビットコインFX取引所は、多様な取引オプションを提供しています。
- プライバシーの保護(取引の際にクレジットカードの詳細などの機密情報を公開する必要がない)
- 透明性(全ての取引が世界中のコンピュータネットワークによって記録され、公開台帳に保存される)
- 分散化(ビットコインの価値が特定国の政策やインフレ、利子率に左右されない)
- 低取引手数料(中央銀行や仲介機関に支払う取引手数料が不要)
- 高い流動性(ビットコインと外国為替市場の組み合わせにより、世界の株式市場を凌駕する取引量を誇る)
各メリットは、特に海外のブローカーを利用する際に重要です。
しかし、ハイレバレッジと流動性の高さにはリスクも伴います。トレーダーは、自分の取引スタイルに合った取引所を選択することが重要です。
またビットコインの価格変動の大きさを理解し、適切なリスク管理を実施しましょう。
仮想通貨FXで海外取引所を使うデメリット
海外取引所で仮想通貨FXを行う際のデメリットを解説します。
金融庁から認可を受けていない
海外取引所は金融庁から認可されていません。
そのためトレードを自己責任で行う必要があるのがデメリットです。
国内取引所の場合は信託保全と言って投資家を保護するルールが決められています。国内取引所は顧客の資産を別に管理して、もし仮に会社が倒産したときには保管していた資金を返却します。
海外取引所では信託保全の制度はありません。
ただし準備金証明といって自社の資産と顧客資産を分けて管理していることをサイト上で公表している海外取引所も増えてきました。
マーケットリスクとボラティリティ
仮想通貨は値動きが非常に大きいです。
例えば2023年の米ドル/日本円の最大の値動きは約18%(127.9円→151.7円)でした。
その一方でビットコイン/日本円は約180%の値動き。
ビットコインはほかの法定通貨に比べて圧倒的に大きい変動幅を持っています。
価格変動の大きさはトレーダーにとって有利に働く可能性がある一方でリスクも伴います。
そのほか仮想通貨FX取引では流動性の問題があります。
流動性が低い時には希望価格で取引が成立しない可能性があり、スリッページや損失につながる場合があるのです。
ただしビットコインやイーサリアムなどの人気の仮想通貨であれば、取引が成立しないことはほぼ起こりえません。
あまり人気のないアルトコインや草コインの場合は取引が成立しないこともあるので、自身がトレードを行う仮想通貨はよく考えるようにするのがよいでしょう。
仮想通貨FXを行う海外取引所の選び方
仮想通貨FXを行う上でおすすめの選び方は5つ。
- 最大レバレッジ倍率
- 取引手数料の安さ
- 取引ペアの多さ
- 安全性、信頼性
- 取引画面の使いやすさや機能
ここでは5つの選び方を紹介しますが、取引所で重視する項目は個人によって異なるかと思います。
自分がFX取引するうえでなにを目的にしているか考えながら比較検討してみてください。
最大レバレッジ倍率
レバレッジ倍率を高くかけられる取引所では少ない資金からでもハイリターンが狙えます。
その反面、損切りのリスクは高まるのでトレードを行う際は注意が必要です。
すべてのポジションを最大レバレッジで持つのではなく、自分の資産状況を鑑みながらレバレッジを決めるのがよいでしょう。
この仮想通貨は強い上昇シグナルが出ているからポジション10倍。こっちの仮想通貨は弱めの下落シグナルだからレバレッジ5倍で持っておこう。
といった具合に取引ごとに適切なレバレッジをかけるのが理想です。
取引手数料の安さ(スプレッドの狭さ)
手数料とスプレッドも重要な考慮事項です。
取引所によっては、メジャーな外国為替ペアに対して低い手数料を提供している場合があります。
取引ペアに対するロットあたりの手数料を確認しましょう。取引コストを低く抑えるために、手数料とスプレッドの競争力のある取引所を選ぶことが重要です。
仮想通貨取引所の場合は取引手数料を見ます。
海外の仮想通貨取引所ではアカウントランクに応じて手数料が優遇されるところが多いです。
アカウントランクはトレードの頻度や入金額に応じて決まります。
なるべく手数料の優遇を受けられる取引所を利用するのが、余計な出費を抑えることに繋がります。
取引ペアの多さ
取引ペアがたくさんあれば相場状況に合わせた様々な取引戦略を行えるようになります。
「よく情報収集している仮想通貨あるがFX取引が提供されていない」と悩んでいる方でも、豊富な取引ペアを扱う取引所であればFXが提供されているかもしれません。
安全性と信頼性
金融ライセンスを取得していたり、長い間運営を続けている取引所は一定の信頼性があります。
このほかにも取引所では顧客資産の保護体制を備えている必要があります。
データ暗号化、分離されたアカウント、マイナス残高保護、先進的な詐欺検出システムなどが採用されているか確認しておくと安全性を高められるでしょう。
取引画面の使いやすさや機能
トレード環境の使いやすさとカスタマーサポートの質も重要です。
FX取引を行うのであればMetaTraderというツールが使えるかどうかも見ておくとよいでしょう。
最近はサイトが日本語に対応している海外取引所が増えてきています。
しかしまだ日本語に対応していないところもあるので注意してください。英語が得意な方であれば、特に問題なく取引が行えるでしょう。
仮想通貨FX 海外取引所の税金と法律
海外仮想通貨FX取引における税金と法的規制は国によって異なります。
日本在住であればきちんと税金を納める必要があります。トレーダーは取引の収益に対する税金を正確に計算し所在地の法律を遵守しなければならないからです。
また海外の規制も注意が必要です。取引前に法的義務を理解して合法的に取引しましょう。
税制面での考慮事項
海外ビットコインFX取引の税金はトレーダーの居住国と取引国によって異なります。
一般的にトレーダーの居住国では海外で発生した収入に関わらず全ての取引収入に対して税金が課されます。
トレーダーは取引を行った国の税法にも従い、その国で発生した収入に対して税金を支払う点に注意しましょう。
収入の種類やトレーダーの居住地によって税制が異なります。また、収入レベルや居住国の税法によっても税負担が変わります。
日本の法律と海外取引
2017年のPSA税法の改正により、日本では仮想通貨取引に消費税が課されていません。
しかし日本の国税庁によると仮想通貨(暗号資産)の売却や使用から得られる利益は雑所得として課税されます。
仮想通貨は雑所得として分類されるため、取引に従事する個人は、仮想通貨の利益に対して最大55%までの課税です。
税率は前年の所得に基づいて変動する仕組みになっており、日本の居住者は地方税として10%の税を支払います。
日本では仮想通貨に関する税金が他の金融商品に比べて高く設定されており、仮想通貨の損失を他の所得から控除することはできません。
よく分からない場合は税理士に相談したり仮想通貨の税金計算ツールを使って、適切に確定申告を行うようにしましょう。
仮想通貨FXを海外取引所で始めるやり方
海外仮想通貨FX取引を始めるには、取引所選び→口座開設→本人確認→入金という手順が必要です。
どこの海外取引所でも取引するまでの流れは基本的に変わりません。
口座開設の手順
海外ビットコインFX取引を始めるためには、まず取引所で口座を開設する必要があります。
- 取引所選び:自分が使いたい取引所を選択する
- 口座開設申し込み:取引所の公式HPから口座開設の申し込みを行う
- 本人確認:身分証明書を提出して本人確認を行う
- 口座の承認:提出された情報の確認後、取引所が口座を承認します。
資金の入金とリスク管理
口座が開設されたら資金の入金を行います。
- 入金方法を選ぶ:仮想通貨を入金する、クレジットカード払いにする、P2P取引をするなど
- 入金:自分の口座に資金を入金します
入金方法は取引所によって異なりますが、仮想通貨の振込やクレジットカード払い、P2P取引などを使用できます。
Bybitの入金手順では海外取引所でよくある入金方法を解説しています。
よろしければご参照ください。
海外仮想通貨FX取引所のセキュリティを高める
海外取引所を使う際にはセキュリティ対策が不可欠です。
自分の大切な資産を無くさないように取れる対策はしておくのがおすすめです。
アカウントと資金の保護
海外ビットコインFX取引所でのアカウントと資金の保護は重要です。
二要素認証や分散投資を行なって資産を守りましょう。
- 二段階認証の設定:アカウントへの不正アクセスを防ぐため、2FAを設定します。
- 強力なパスワードを使用:強固なパスワードを使用し、定期的に更新します。
- 分散投資:リスクを分散させるため、すべての資金を一つの取引所に預けないようにします。
ハッキングと詐欺から身を守る方法
ハッキングや詐欺から身を守るためには以下の対策が有効です。
- 取引所の選択:信頼性と安全性の高い取引所を選択する
- フィッシング詐欺への警戒:不審なメールを開けない、リンクを踏まない
- 無闇にウォレットアドレスを公開しない:悪用される可能性があります
よくある質問(FAQ)
いざ海外ビットコインFXでトレードを始めようとしてみたものの、さまざまな疑問が頭に浮かぶかもしれません。
海外ビットコインFXに関するよくある疑問に答えます。
海外ビットコインFXは本当に安全なの?
海外ビットコインFXの安全性は取引所によって異なります。
信頼できる取引所は、強力なセキュリティ対策(二要素認証、セキュアなパスワードポリシー、資金の保険など)を提供しますが、規制が緩い取引所もあります。
トレーダーは、取引所の安全性、評判、提供されるセキュリティ機能を慎重に確認し、資金と個人情報を保護しましょう。
海外ビットコインFXの法的リスクは?
海外ビットコインFX取引は、日本の法律と異なる国の法律に影響されるため、法的リスクが存在します。
トレーダーは、取引所の所在国の規制、日本の税法、AML(マネーロンダリング防止法)などを理解する必要があります。
また、海外取引では、資金洗浄や詐欺などの不正行為のリスクにも注意しましょう。
海外ビットコインFXではどのような取引ツールが利用できるの?
海外ビットコインFX取引所では、多様な取引ツールが利用可能です。
高度なチャート分析ツール、自動取引システム、リアルタイムの市場データ、多機能な取引プラットフォーム(MetaTraderなど)などがあります。また、レバレッジ取引やさまざまな注文タイプも利用できます。
各ツールを使用する際は、各機能を理解し、適切なリスク管理を実施しましょう。
海外取引所で行う仮想通貨FXのまとめ
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