他社製品との連携確保を EUがアップルと協議開始 必要あれば改善を要求へ

09-20 admin

EU欧州委員会本部にはためくEUの旗=ブリュッセル(ロイター=共同)

欧州連合(EU)欧州委員会は19日、米アップルのスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」などと他社製品の連携のしやすさを確保するため、協議を始めたと発表した。無線接続や通知機能を評価し、必要があればアップルに改善を求める。

協議は、巨大IT企業に自社のサービス優遇を禁じる「デジタル市場法(DMA)」に基づく。アイフォーンやタブレット端末「iPad(アイパッド)」の利用者が、利便性の高い周辺機器を手に入れやすい環境を整える。

ヘッドホンやスマートウオッチ、仮想現実(VR)を体験するのに使うヘッドセットとの連携を確認する。

アップルは、ワイヤレスイヤホン「エアポッド」や、腕時計型端末「アップルウオッチ」を展開し、アイフォーンと連携させた使いやすさも強みとしている。

欧州委のベステアー上級副委員長(競争政策)は声明で「公平で開かれたデジタル市場の確保に注力する」と述べた。(共同)

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。

最新の

©著作権 2009-2023ジャパンタイムズ      お問い合わせください   SiteMap