渋沢栄一のひ孫も訪問 今年度百歳になる東京都民を小池百合子知事が祝福
09-20 admin
東京都の小池百合子知事は19日、新一万円札の肖像画になった実業家の渋沢栄一のひ孫、雅英さん(99)と懇談し、長寿を祝福した。老人週間(15~21日)に合わせた訪問で、来年2月に100歳になる雅英さんに祝状と記念品が贈呈された。
雅英さんは渋沢家の当主で、渋沢栄一記念財団の理事長などを歴任し、現在は相談役。健康の秘訣は「毎日好きなことをやる」ことだといい、歯もすべて自身のもの。補聴器も使わず、この日、渋沢史料館内の「青淵文庫」(北区)を訪問した小池氏とも元気に会話した。
小池氏から記念品の江戸切子のグラスを受け取ると、「祖先も喜んで感激していると思う。(このグラスで飲みたいのは)ワイン」と笑顔。小池氏は、「渋沢栄一翁は何にでもチャレンジする方で学ばせてもらっている。これからも高齢者の方が次の世代へ元気を伝えてもらいたい」と激励した。
今年度新たに100歳を迎える都民は過去最多の3969人。既に100歳になっている人と合わせると1万380人となる。(當銘梨夏)
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